高級感あふれる店内で、上質な飛騨牛を

フッサモウモウテイ

福生もうもう亭

「門外不出の秘伝ダレとキムチ」に自信があります

住所
福生市福生883-1 未光ビル
TEL
042-842-0001

霜降りが多めな繊細な肉が、
美しい盛り付けで目の前に。
門外不出の秘伝ダレは、
肉の旨みを存分に引き出し、
口中でとろける柔らかさと脂の甘さに、
昇天必至。
自慢のキムチに冷麺も、ここだけの味。
やさしい味わいに包まれる、
珠玉の焼肉店が駅近にある。

(店名)

福生駅から徒歩3分ほど。路地にひっそり佇む外観。隠れ家のような雰囲気で、存分に焼き肉が楽しめる

  • 端正な檜のカウンター

    この分厚い、巨大なハラミを見よ! 壺漬けハラミ( 2,580円)。秘伝のもみダレと濃厚なハラミがベストマッチング。好きな大きさにカットして食べる

  • 端正な檜のカウンター

    大理石調のゴージャスなテーブル。個室のような感覚でゆったりと食事が楽しめる。ダストが隠されているので煙を浴びることも、臭いがつくこともない清潔な空間だ

  • 端正な檜のカウンター

    焼肉で熱った舌に、ひんやりとした氷が心地よい。「天使の氷」(880円)は、ふんわり、フワッとした驚きの口溶け。「フロマージュ」はまるで、レアチーズケーキ

店長からの一言

店主 吉澤直樹さん

吉澤直樹さん

厳選して辿り着いた飛騨牛の美味しさはもちろん、タレ、キムチ、冷麺はどこにも負けない自信があります。サイドメニューにも力を入れていますし、決して手を抜かず、お客さまに納得していただけるような仕事を心がけています。どうか、お気軽にお寄りいただければと思います。

基本情報

店名 福生もうもう亭
住所 福生市福生883-1 未光ビル
電話 042-842-0001
営業時間

17:00~23:00

(L.O.フード22:00、L.O.ドリンク22:30)
定休日 日曜
駐車場 近隣にコインパーキング有り
カード使用
URL https://moumou-tei.com/fussa/

ストーリー

厳選した飛騨牛を、最高の形で提供

上質な飛騨牛が各部位、味わえる。秘伝のつけダレはサラリとした味わいで、濃厚な肉の旨味を最高の状態に引き立てる。肉を食らう喜びに溺れたい

上質な飛騨牛が各部位、味わえる。秘伝のつけダレはサラリとした味わいで、濃厚な肉の旨味を最高の状態に引き立てる。肉を食らう喜びに溺れたい

 オープンは2022年12月、肉のプロフェッショナルとして、店長の吉澤さんが辿り着いたのが、北アルプスで育つ飛騨牛だった。
「美しい霜降りが特徴ですが、融点が低いので口の中ですぐに溶ける。肉質は繊細できめ細かく、とろけるように柔らかい。自分が作っているタレとの相性が、最もよかった」
 吉澤さんが厳選した飛騨牛とともに絶大な自信を持つのが、試行錯誤の末に完成させたタレだ。SNSの口コミで「世界一、美味しい」との評を得た、このタレ。作り方は従業員にも教えない、門外不出の秘伝ダレだ。
「もみダレはフルーツをふんだんに使用し、コクも深みもあり、肉の繊維を柔らかくします。つけダレは10種以上の調味料やフルーツなどをブレンドし、飛騨牛の美味しさを、最大限に引き出すものとなっています」
 もみダレをまとった「極上カルビ」が、目の前に供された。なんと美しい霜降りだろう。一口食べれば、その驚きの柔らかさに衝撃を受ける。そして、あっという間に口中でとろけて行く。脂が甘い。少し甘めのサラリとしたタレが、繊細な肉質とその旨みを損なうどころか、肉そのものの個性をしっかりと引き立てる。
 人気の「王道赤身ロース」は、赤身でありながら柔らかく、肉の旨味の濃厚さをストレートに感じる。サラリとしながら奥深い味わいのタレが、ロースにも実にいい。とても、やさしい味わいの焼肉なのだと心から実感する。ここのタレはあくまで、食材としての肉の個性を引き出してくれる最高の伴走者なのだ。
 レモンで食す、人気の「タンカルビ」も、驚きの柔らかさ。タンらしい気持ちのいい歯応えで、噛めば噛むほど肉汁が溢れ、肉の味が驚くほど濃いことにすぐに気づく。美味しい肉はみんなを幸せにすると言うが、心から実感するばかりだ。

自慢のキムチに冷麺、サイドメニューもピカイチ

これが、自慢の手作りキムチ。少し甘めで、日本人向きの味わい。複雑な味の深みをしみじみ感じる。「特製もうもうサラダ」や飛騨牛の角煮が入った「カルビスープ」など、サイドメニューの充実が素晴らしい

これが、自慢の手作りキムチ。少し甘めで、日本人向きの味わい。複雑な味の深みをしみじみ感じる。「特製もうもうサラダ」や飛騨牛の角煮が入った「カルビスープ」など、サイドメニューの充実が素晴らしい

 大理石風の重厚なテーブルに、個室のように区切られた、ゆったりした空間は高級感あふれる雰囲気。ダクトはテーブルの下に隠され、煙が出ず、服に臭いが付くこともない。オーナーが女性だからこその、細やかな気配りがうれしい限り。ソファーには可愛らしいクッションが並び、まるでリビングのよう。煙も臭いもでないからこそ、布製品を置くことが可能なのだ。
 タレと並ぶ、吉澤さんの自慢がキムチだ。これも門外不出の、店の看板となるレシピだ。
「キムチは、4日かけて作ります。もちろん、一から手作りです。うちのキムチは辛さがベースにはありますが、お子さまにも食べやすいよう、日本人向けに甘めにしています。お客様から好評で、分けてほしいとよく言われますね」
 確かに、少し甘めのキムチだ。鮮烈な辛味ではなく、コクと深みのある複雑な味わいを持つ、やさしいキムチだ。
 刺身系も各種あるが、吉澤さんが出してくれたのが「幻の白センマイ刺し」。白いセンマイというのが非常に希少で、下処理にはかなり手がかかると言う。これが、抜群だった。コリコリの食感がとにかく楽しく、酸味あるタレと刻みネギと一緒に頬張れば、もう止まらない。次回も「これ、頼む」と決めたほど。
 冷麺も、吉澤さんの自信作だ。
「企業秘密の材料で3日かけてスープを作ります。うちが、一番うまいと思っています」
 あっさりとスッキリとしたスープに、コシのある中太麺がよく絡む。最後の一滴まで飲み干さずにいられない力がある、他にない唯一無二のスープだ。
 とにかく、サイドメニューの充実ぶりは只者ではない。肉をメインにいろいろな楽しみ方ができる、貴重な焼肉店が福生駅近にあるのは絶対に幸せだ。

高級感漂う空間と美しい盛り付けで、特別な時間を

焼肉とフレンチを融合、高級感のある焼肉

盛り付けの美しさに心奪われる「飛騨牛盛りだく山」(7,980円)。極上肉のタワーを堪能あれ。希少部位など、その日の「推し肉」がてんこ盛りに

盛り付けの美しさに心奪われる「飛騨牛盛りだく山」(7,980円)。極上肉のタワーを堪能あれ。希少部位など、その日の「推し肉」がてんこ盛りに

 吉澤さんは埼玉生まれ、父親が割烹料理店を経営していたことで、料理人になろうとは決めていた。父と違うジャンルでと選んだのが、フレンチ。専門学校へ2年通い、料理とデザートを学び、ヨーロッパでの研修にも参加した。20歳からフレンチのレストランで10年、オーナーシェフからマンツーマンで教えてもらう恵まれた環境にいた。その後、「いろいろなところを見た方がいい」ということで、都内の焼肉店へ。
「肉の知識を覚えていくのは面白かった。いろいろな部位があるし、自分で店を出すなら、焼肉屋がいいなと思うようになりました」
 10年の間に料理長を任され、工場で一年、牛一頭を捌くという経験も得て、吉澤さんは名実ともに肉のスペシャリストとなった。
 フレンチの腕が生かされるのが、盛り付けだ。肉を大輪の花のように形作り、おしゃれな誕生日プレートも。さすがフレンチの技、ため息ものだ。
「料理は最初、目から入るので、パッと見て感動していただいたり、驚いていただいたり、美味しそうだと思ってもらえるよう、肉の盛り付けは重視しています」
 圧倒的迫力なのが、「壺漬け牛ハラミ」だ。吉澤さん自慢のもみダレをまとった、巨大ハラミが壺漬けに。その大きさに、思わず息を呑む。網で焼いて、ハサミで好きな大きさにカットして食べるという、エンターテイメント性も面白い。噛みごたえのあるボリューミーな肉の、何と肉肉しくジューシィーなことか。肉を喰らっている、野生の本能が呼び起こされる。
「肉の鮮度のために、扱う環境にはものすごく気をつけています。融点が低い肉なので、火を使う調理と同時には絶対に作業はしません。朝早く来て、まず肉の仕込みをやっています。空気に触れる時間を極力、短くして」
 さすが、肉のプロ。細やか、かつ厳しい気配りがあればこそ、いい状態で客に提供できるわけだ。
 デザートにも気を抜かない。とりわけ、素晴らしいのがかき氷「天使の氷」だ。クリームチーズ入りの「フロマージュ」はまるで、チーズケーキ。氷がふわふわ、ふんわり、雪のようにサラサラしている。ひんやり感が、焼肉の脂をさっぱりと洗い流してくれる。ぜひ、味わってみてほしい逸品だ。

焼肉と日本酒、まさかのマリアージュ

肉を焼いて、冷酒をキュッと飲み干す。焼肉と日本酒がまさか、これほど相性が良いとは。衝撃のマリアージュをぜひ、体験してほしい

肉を焼いて、冷酒をキュッと飲み干す。焼肉と日本酒がまさか、これほど相性が良いとは。衝撃のマリアージュをぜひ、体験してほしい

 吉澤さんイチオシの楽しみ方が、焼肉と日本酒の組み合わせだ。「黒龍」「東洋美人」「新政」「田酒」など、錚々たる日本酒のラインナップは焼肉屋では非常に珍しい。焼肉といえばビールでぐっと流し込むか、マッコリ、あるいはハイボールでクイクイ行くイメージなのだが、果たして焼肉に日本酒は合うのだろうか。
 まさかの、人生初チャレンジ。注文したのは、お手軽価格の「飛騨牛カルビ」。これに合う日本酒を選んでもらったところ、出てきたのは佐賀の「光栄菊」。フルーティーで甘みもある、香り高いお酒だ。カルビはとても柔らかく、脂が甘い。芳醇な肉の香りを口中に残しつつ、キンキンに冷えた酒を口に含む。何の違和感も、ぶつかり合う感じもない。サラリとしたつけダレが引き立てる繊細な肉質に、フルーティーな味わいの冷酒がやさしく寄り添う。肉もタレも日本酒も、全てがやさしい味わいだから、一つに溶け合って行くのだろうか。
「飛騨牛ロース」に合う日本酒として、「黒龍 秋あがり」が登場。ロースの柔らかいながらも力強い味わいを、熟成酒の濃醇な冷酒がきちんと受け止め、引き立てる。焼肉といえば、酒をガンガン流し込むという先入観が心地よく崩れていく。一つ一つ丁寧に焼いて味わい、そして冷酒をゆっくりと口に含む。そこにあるのは、心の底から満たされていくやさしい穏やかな時間だ。世の中に、こんな至福があったのだ。人生初のマリアージュに出会えたことを、心から感謝したい。

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