どんな家に住みたいか、
一人一人違うからこそ、
目指すのは、
それぞれの暮らしに合わせた家づくり。
一年中、快適に過ごせる高性能建築を土台に、
シンプルで、飽きのこないデザインを提案。
理想の家づくりを叶えてくれる、
貴重な工務店だ。
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白色の外観のアメリカンハウス。青色の扉がアクセント
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木目があたたかな落ち着いた雰囲気の事務所で、気兼ねなくじっくりと話ができる
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スタイリッシュでシックな印象の外観
店長からの一言
森田一成さん 森田絢さん
地震や火災への不安を少なくし、一年中、快適に暮らしを楽しめる家づくりをしています。建てて終わりではなく、100年先を考え、お客さまに寄り添う家づくりがモットーです。工務店といえば敷居が高いと思われますが、どんな小さなことでもご相談ください。真摯に、向き合わせていただきます。
基本情報
店名 | 森田建築 |
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住所 | 東京都福生市熊川531 |
電話 | 042-551-6100 |
営業時間 |
9:00~17:00 |
定休日 |
日曜 (日曜日ご希望の方はご相談下さい。) |
駐車場 | 3台 |
カード使用 | 不可 |
URL | https://www.mk-web.jp |
ストーリー
断熱性“HEAT20”を実現、耐震基準も最高ランク
温暖化に加え、光熱費の値上げが生活を脅かす昨今、いかに夏や冬を快適に過ごせる家かが重要になっている。だからこそ、森田建築では「一年中、快適に過ごせる家」を手がける。お題目ではなく、そこには明確な基準の裏付けがある。それが、新たな断熱基準「HEAT20」だ。
数年前から提唱されている「ZEH基準」より、かなり断熱基準が高く、「G1・G2・G3」と段階的に分けられ、森田建築では「G2」を標準仕様とし、それは冬期間の最低体感温度が概ね13度を下回らないというものだ。
インテリアを手がける絢さんは、こう語る。
「光熱費の問題だけでなく、ヒートショックなど、断熱性能の低下は健康に影響を与えることがわかっています。真夏の時期でも、1台のエアコンで家全体を冷やすことができ、一年中、快適に過ごせる家づくりがうちの基本です」
また、地震に強い家をモットーに「耐震等級3」の家づくりを行う。耐震等級3は、「警察署や消防署など防災の拠点となる建物の耐震性能」で最も高い。設計を担当する一成さんは言う。
「耐震等級基準を受けるには、住宅性能評価機関による正式な検査に合格しないとならないのですが、うちでは必ず、その検査を行なっています。耐風等級も、対準火等級も取っているので、地震にも台風にも火災にも強く、安心して住んでいただける家を提供しています」
父の守年さんの時代から、いち早く「ZEH」基準の家づくりを始めた先見性は、子の世代である一成さん、絢さんにきちんと受け継がれ、よりシビアな基準を家づくりに課している。それは何より、お客の大事な住まいを守るためなのだ。
“こんな家に住みたい”を、叶えてくれる家づくり
家づくりはまず、たっぷりとしたヒアリングから始まる。それぞれの理想とするライフスタイルを聞き、家に人を合わせるのではなく、その人の暮らしに合った、100%オーダーメイドの家を作る。絢さんは言う。
「あるお客さまのご希望は、“ママが楽しく暮らせる家”でした。なので、ママが家事をしやすいだけでなく、パパもちゃんと手伝えるよう、動線が楽になるように設計しました。ルンバのスペースも作って。そのご家族が、暮らしの上でどこに視点を置くか、こうしたいという希望を叶えていきたいですね」
さらに、海外の建築に特化したグループ「RELACIONES」にも加入、多種多様なお客の望みに具体的に対応することも可能となった。
「福生だからなのか、『アメリカンハウスを建てたい』と希望されるお客さまも多いです。カリフォルニアスタイル、ブルックリンスタイル、シンプルスタイルと軸があるので、お客さまの要望をより明確にできますね。カリフォルニアスタイルの家を建てたお客さまは、『家の中まで、全部アメリカだ』と喜んでおられましたね」
無垢の床など、自然素材の家づくりにも対応。生活スタイルに合わせた、理想の家ので暮らしを手にすることができるのだ。
安全な家を第一に、お客に寄り添う家づくり
次世代にバトンを繋いだ、父の背中
絢さんと一茂さんは姉と弟で、森田建築の3代目に当たる。設計と現場担当の一成さんが家業に入ったのは、10年前。
「家の敷地で作業をしているのは見ていましたから、小さい頃から、継ごうと自然に思っていました。父の働き方を見て、すごいなーと。住むところは大事ですから、しっかりしたものを建てないといけない。それと見た目を両立させてきた父の仕事を、ずっと見てきた影響は大きいです」
インテリア担当の絢さんは、ネイリストの経歴を持つ。
「私達家族は、『あそこに、ああいう家があるよ。見にいこう』というかんじで、自然に家に目が行くんです。友達が父の家に住んでいて、すごくいいと誉められるとやっぱりうれしくて、デザインには強いので、私も家業を担いたいと思うようになりました」
父の守年さんは現役で現場に入っているが、今は娘と息子をバックアップする立場にまわっている。いち早く IT技術を導入したり、ZEHを導入したりと先見性のある守年さんだからこそ、積極的に世代交代を進めているのだろう。
「家を見る目は、まだまだ父には追いつけない」と二人はうなづく。父という大きな背中が目の前にあるということは、貴重な学びだ。海外の住宅に特化したグループへの参加も、後押ししてくれたと言う。3代目の2人はこれからどんな森田建築を作っていくのか、楽しみで仕方がない。
お客のこだわりと予算を、いかに近づけていくか
お客一人一人の想いに寄り添い、理想のライフスタイルを実現する家づくりにおいて、予算の問題はとても重要だ。たとえば断熱基準の「HEAT20」には、国の補助金が降りるというメリットがある。それを積極的に活用してもらう。
さらに家内部の造作は、既製品を使うのではなく、ほとんどをオリジナルで作っている。一成さんは言う。
「階段のこの鉄の手すりですが、既製品を使うと、ものすごく高額になるんです。でもこれも近所の鉄工所に頼んで作って貰えば、驚くほど安くできるんです。洗面台も棚も作りますし、壁にも一枚一枚、大工さんが板を貼っています。お客さまのこだわりと予算をいかに近づけていくか、ここも大事なところです」
鏡やトイレのペーパーホルダー、照明のフードなど細部まで作り込む。
「せっかく、うちを探して選んでくれたわけですから」と横で、絢さんもうなづく。そのためにはこうした作業を可能にする腕の良い職人の存在もまた、重要になってくる。
「施工できる職人さんを、こちらが選んでいます。できる人とできない人がいるので。そうした技術と知識を持つ職人さんは、うちの宝だと思っています。お客さまと職人さんが第一ですね」と絢さん。
見据えるのは、100年先でも住める家だ。
「安全を第一に、いかに長く住んでいただけるか。うちでは100年先を見据えた家づくりをしています。建てて終わりではなく、その後を考える家づくりです」
一成さんの言葉が頼もしい。100年の家なんて、今の建築では到底、無理だと思っていたのに、その思いと技術にブレはない。二人ともまだ、30代前半だ。若い世代が担う、これからの家づくりが森田建築では始まっている。