道場六三郎の弟子が腕をふるう、正統派大衆食堂

アジショクドウ ヒキタヤ

味食道 引田屋

「定食のうまさ」に自信があります

住所
福生市本町107
TEL
042-551-0218

始まりは大正14年、うどん屋から。父の代に定食屋として繁盛するも、大海を目指した三代目。銀座の料亭で修行中、鉄人・道場六三郎に見出される。
銀座で学んだ味と技を、福生の人へ伝えたい。一流料亭の技が味わえる大衆食堂が福生にある。

(店名)
  • 端正な檜のカウンター

    引田屋オリジナルの赤味噌とニンニクを生かしたタレが絶品。長年ファンに愛されてきた味だ

  • 端正な檜のカウンター

    これぞ、定食の定番、さば塩焼き定食。日本人に生まれてよかったと思える瞬間だ

  • 端正な檜のカウンター

    お燗酒は、地元・嘉泉。焼酎、日本酒も各種銘柄が揃う

店長からの一言

店主 田中達也さん

田中達也さん

美味しいものを食べている時、人はとてもいいお顔をなさいます。笑う門には福来ると申しますが、美味しいものを食べたお客さまの微笑む顔を見るために、日々、精進しております。女性のお一人様でもくつろげる店です。どうか、お気軽にご来店ください。

基本情報

店名 味食道 引田屋
住所 福生市本町107
電話 042-551-0218
営業時間

11:00~15:00

17:00~21:00

定休日 日曜
駐車場 3台
カード使用 不可
URL

ストーリー

安い! うまい! ボリュームたっぷり!

佇まいはこれぞ、正統派大衆食堂。郷愁を誘う趣に、ジンとくる輩も多いはず。だが店内は予想外に明るく、木目を生かした女性好みの空間。今風の壁に向うカウンターは、"おひとりさま"の特等席、これも女性にも好評だ。四人がけのテーブル席が数席、テレビが鎮座し、奥には座敷もある。
メニューをみて驚くなかれ。フライ各種に肉料理に焼魚、カレーにラーメンに焼きそばと、定食屋の伝統的スタイルがそこにある。ああ、庶民泣かせのハートフルなラインナップではないか。値段は主流が500~750円、納豆定食なんて400円だ。定食は全部で44種、すべてボリュームたっぷり。そこに「ちょっと一品」を組み合わせれば、非常にバランスのいい、気持ちがほかほか温まる、豊かな食の出来上がりというわけだ。
三代目主人の田中さんは、銀座の料亭から実家に戻り、今年で9年目。和の鉄人・道場六三郎にお弟子さんだったという、知る人ぞ知る本格派料理人。道場さんの肝いりで銀座一流料亭の料理長を10年努めたという、とんでもなくスゴイ人なのだ。両親に乞われ、実家の「引田屋」に戻ってきた。多くの引田屋ファンは、大喜びだったろう。

夜は"ちょっと一杯も"も、かなりおススメ

 

店主田中さんは父が作り上げたスタイルを守りつつ、自分なりの工夫も加えた。「たとえばアジフライだけではなく、イカフライやハムカツと組み合わせるなど、きめ細かく選べるように」メニューを改良。あるいは、いくつかの新メニューも登場。「小鍋仕立ての豚バラ白菜は、都内の料亭のまかない料理だったんですよ」とのこと。彩りも鮮やか、野菜たっぷりで女性にとてもうれしい一品。新メニューながら、人気ランキング4位に。ちなみに1位は焼肉定食、2位はしょうが焼き、3位は唐揚げとか。
「何かにこだわって・・というのがないんですよ。強いていえば、自分が美味しいと思うもの。全てが手作り、一番確かなものが提供できますから。作り置きはまるっきりないです」と田中さん。注文を受けてから衣をつけるフライモノは、定番の人気商品。アジフライを一口、がりっと行った時の衝撃といったら! サクサクで身の旨みが凝縮し、今まで一番美味しいアジフライと心から驚愕した。メンチカツのジューシーさも、信じられないほどだ。さり気ない一品一品に、これほど感激が潜んでいるとは、やはり道場さんのお弟子さんの店、ただの定食屋ではないと心から実感。
夜は定食の料金から、マイナス200円で単品のツマミに。これでお酒を一杯もいい。お刺身のつややかさ、ツマの細やかさ、これ、絶対、定食屋じゃあり得ない。料亭の技だ。8時を回れば、駆け込む人の顔には「開いててよかった」という安堵の表情。そんなほっとできる店なのだ。辺りを見渡せば、一日の疲れを癒すべく、さまざまな料理で盃を傾ける人たちが・・。ああ、和むなぁ~。要予約の懐石料理ももちろん魅力だが、このあたたかい空気こそ、最大の魅力だとほろ酔いでうなづくのであった。

包丁1本、銀座から福生へ

食堂の息子が、鉄人の道場「六三亭」へ

鉄人・道場六三郎にかわいがられた六三亭時代。入門後2年で、フジテレビ朝8時の道場さんの番組に、道場さんの弟子として出演。3年目には9階のフロア主任に

鉄人・道場六三郎にかわいがられた六三亭時代。入門後2年で、フジテレビ朝8時の道場さんの番組に、道場さんの弟子として出演。3年目には9階のフロア主任に

引田屋の前身は、田中さんの祖父が始めたうどん屋だという。時は大正14年、店名は「多分、あきる野市引田の出だからだと思うのですが、誰もよくわからないんです」と田中さん。昭和40年、田中さんのお父さんが定食屋を始め、現在の店に。定食全般を扱う店だったが、評判を呼んだのが、今も一番人気の「焼肉定食」。赤ミソとニンニクがポイントのタレと、豚バラ肉の相性は抜群。引田屋オリジナルの味は看板商品となり、焼魚や煮魚など人気商品も数々、大勢のファンで賑わった。
父の跡を継ぐ三代目・田中さんは、食い倒れの街・大阪で修行をしたいと大阪の調理師学校へ。寿司屋の住み込みとして、店の仕事をしながらの1年。卒業後、両親の店を継ぐのなら東京で修行をした方がと、銀座の「割烹味岡」へ。12~13坪の店を3人で切り盛りするその店の常連に、道場六三郎さんがいた。
19歳から3年間、ここで修行した田中さんは、道場さんの道場「六三亭」に行きたいと強く願う。「料亭の息子とか特別なツテがないと、普通は入れないんですよ。だけど道場さんは許してくれた」というのも、3年間、田中さんの仕事ぶりを見てきたからの異例の入門だった。「食堂の息子が六三亭に、無謀にも飛び込みました。22歳の時です」と田中さんは笑う。
洗い場から始まる、厳しい修行の日々。「"見て盗め"の世界。休憩の時に魚を自分で買って、おろす練習をしたり、とにかく自分で包丁を握りたかった。やり方はわかっても、3年ではまだ自分の手についてませんから」と。本物に近づけば近づくほど、どんどん面白くなっていったという。

こいつに任せとけば、大丈夫だから

めばち鮪のお刺身と、豚バラ白菜で熱燗をキュッ。心のこもった酒肴で一杯やれるシアワセがここにある。しかも、安い! 泣けてくる

めばち鮪のお刺身と、豚バラ白菜で熱燗をキュッ。心のこもった酒肴で一杯やれるシアワセがここにある。しかも、安い! 泣けてくる

27歳の時、道場さんが世話していた店の料理長に、先輩を押しのけ大抜擢された。田中さんの若さに戸惑う女将に、道場さんは一言、「こいつに任せとけば、大丈夫だから」。本当にうれしかったと田中さんは振り返る。「銀座食いしん坊 松乃助」は食通が通う店、「初めは手がプルプル震えました」と田中さん。「六三亭のまねにならないよう、どうやったら違った形を出せるか常に心がけた」料理は、味のバランスがいい、オリジナルティがあると評判になり、雑誌でも取り上げられた。  
10年後、オーナーが店をたたむ。自分の店を銀座でと思ったが、父は首を縦に振らない。背中を押したのは、道場さんの言葉だった。「帰ってやれよ」。田中さんは福生へ戻る決心をする。銀座で習った味を、多くの人々に味わってほしいと。
おそらく料理人として、もっともっと銀座という場所で極めたかったに違いない。だが我らにしてみれば、これまで一流料亭に通うセレブに独占されていた田中さんの料理を、庶民であっても味わえるようになったのだ。この幸運に、感謝するほかない。  
要予約の懐石料理のコースは、先付、前菜、椀もの、お造り、焼物、煮物、変わり鉢、食事、水菓子で5000円。涙が出るほど破格の料金だ。冬場は1万円でフグのコースもある。

クーポン・地図

クーポン情報

お刺身定食をご注文の方に限り納豆またはやっこのいずれかをサービス

※有効期限2019年3月31日
※クーポンは必ず紙に印刷してお持ちください。
※他のサービスとの併用は出来ません。

店舗MAP

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