福生・Fの店は「お客様目線で考える」お店。お買い物や、お食事、暮らしを楽しくするハナマルブランドです。
このHPはプロのライターが取材して各店のこだわりを紹介します。
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よりどりみどりのシアワセ、飾らない街のパン屋さん
ブレッドガーデン

ブレッドガーデン

「福生ドック」に、自信があります。
住所
福生市福生1046
TEL
042-553-7234

お店訪問

毎日食べてもらえる、美味しいパンを

一番人気「塩バターパン」。ほどよい塩気にもちもちの弾力、バターの風味たっぷり。ふわっと口中で溶けるほど軽い食感

店内に一歩足を踏み入れただけで、心が踊る。陳列台に並ぶ、さまざまなパンに一気に目は釘付けに。焼きたての香ばしい香り、甘い匂いが満ちる空間で心は千々に乱れる。あれも食べたい、これも……、トングを持つ手が震え、迷いに迷って心を決める。これって、なんという贅沢なのだろう。

色とりどり、様々なトッピングにいろいろなタイプ、これだけのパンを一堂に揃えてくれるだけで、なんてお客に優しいのだろうと思わずにいられない。

パン職人歴35年、店長の佐藤さんには気負いも飾りもない。
「パンの生地だけで、10種から12種あります。ここからいろいろ応用して、常時80種ぐらい置いています。何も、特別なことはしてないですよ。毎日食べてもらえる、美味しいパンを作っていく。ただ、それだけです」

一番人気は「塩バターパン」。サクッとした食感、ほどよい塩気、濃厚なバターの風味でヤミつき必至。ハムやチーズをはさんで朝食にもぴったりだし、ほどよい塩気と、もちもちの弾力がたまらない。

「いろいろな店で作られている人気パンですが、うちでは絶対にバターしか使いません。バターでなければ、これはダメなんです」

ここに佐藤さんのこだわりがある。素材には妥協しない。

 人気第2位の「メープルメロンパン」は、メープルの素朴な甘みをこれでもかと味わえる、おやつパン。表面のザクザクした生地の食感と、口中で溶けるやわらかな生地のハーモニーが見事。3位は、その名も「UFO」。ナッツが入ったクッキー生地とふわふわもちもちのパン、上品な甘さのカスタードに一口でファンに。

「毎日、その日の分しか作っていません。だからすぐ硬くなるし、カビも生える。賞味期間を長く取る大手メーカーとは、全く違う製法で作っています。小麦の味が伝わりやすいシンプルなパンです。毎日、その日の分をお買い求めいただければ」

すぐに硬くなってカビが生えるーー、それが何よりありがたい。だって、それこそが本来のパンなのだから。

目指せ! ホットドッグ消費量日本一!

佐藤さんが今、力を入れているのが「福生ドッグ」だ。ご存知、福生オリジナル名物グルメに、ブレッドガーデンも名乗りをあげている。

「パン屋の意地をかけて努力を重ねた一品です。とにかく、パンにはこだわりました。外側は揚げパンみたいなサクサクの食感、中はもちっとやわらかく。ピリ辛のサルサソースとチーズクリームソースという、オリジナルの2種の手作りソースは何度も試行錯誤を繰り返し、たどり着いた自信作です」

シンプルでありながら、2種のソースが奥深く、パンの美味しさも実感できる福生ドッグ。1本350円という、リーズナブルな価格もうれしい。ラッピングはなぜか無骨に、アルミホイルを巻いただけという素っ気なさ。

「これもずいぶん考えたんですよ。冷めてもおいしいものを作ってありますが、アルミのままオーブントースターで温めてもらえれば、より美味しくなるんですよ。そのためのアルミホイルなんです。他にはない、新しい形だと思います」

お手軽で何本も行けちゃう、破格のうまさ。

「宇都宮と浜松が餃子の消費量日本一を競っているように、福生も日本で一番、ホットドッグを食べている街だと言われるようになりたいですね」

福生ドッグの作り手は、そこまでの夢を抱いていた。壮大な夢ではきっとない。多くを語らない、真摯なパン職人の言葉に心からそう思った。

表面は揚げパンのようなサクサクした食感、中はふんわり。福生ハムのソーセージにサルサソースとチーズクリームが見事なマッチング
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