徹底的に地域密着、アットホームなコンビニエンス
コミュニティ・ストア フッサイズミヤテン
コミュニティ・ストア 福生いずみや店
「接客」に自信があります。
- 住所
- 福生市加美平2-1-9
- TEL
- 042-551-5774
いつも、地域とともに~いずみやの店先から

一見普通のコンビニ風景。なのに奥には、果物・野菜コーナーが鎮座するのだ。
徹底的に、地域密着
「地域の発展とともに前進する」――。これが昭和59年、渡邊さんが店を継ぎ、コンビニという、新たな業態に転換してから一貫して変わらない思いだ。「これからの酒屋はコンビニエンスというやり方がベストだろう」という判断があったものの、和気あいあいとした店の雰囲気を大切にしてきたのは、向いている方向が地域であり、お客だったからだ。
その姿勢はホームページを見れば一目瞭然。「City-News」コーナーでは町内会の行事が目白押し、掲示板でも楽しく、笑いがこぼれるやり取りが続く、コンビニとはとても思えない実にアットホームなサイトなのだ。ご自身も商工会の理事として活躍中、福生のために骨身を削る。だから、なごやかな店なのか。
今から30年前、志半ばの未来の大作家もきっと、マサ子さんの笑顔にほっと慰められたに違いない。それはまるで、あたたかな贈り物のような・・・。

唐揚げや揚げたてカレーパンも人気メニュー。子どもからお年寄りまで利用者の幅は広い。










――途中の店でモコは少女雑誌と煙草を買って欲しいねとねだった。煙草屋の女の子が店先に水を撒きながら、あら、デイトいいわねえ、と声をかけた。明るいクリーム色のぴったりしたズボンをはいてパンティの線が浮き上がって見える。濡れた手をエプロンで拭いて煙草を渡すとき、彼女は赤く塗られたモコの足の爪に目をやった――
(『限りなく透明に近いブルー』村上龍、1976年)
作家・村上龍氏の処女作であり、群像新人文学賞、第75回芥川賞を最年少受賞した『限りなく透明に近いブルー』に登場する、この「煙草屋」こそ、いずみやなのだ(正確にはいずみやの前身の「お菓子屋さん」)。そして「女の子」は、渡邊さんのおばさんという。 「お菓子屋さん」は、渡邊さんのお母さん・マサ子さんが始めた、お菓子にタバコ、雑誌などを扱う、15坪ほどの小さな店だった。創業は昭和44年、店の前はまだ砂利道で、郵便局があっただけ。
学生だった村上龍氏は、タバコを買いによく店にやってきたという。マサ子さんとは声をかけあう間柄、渡邊少年もかすかに、郵便局の前に座るヒッピー風の若者の記憶があるという。間違いなくここに、若き日の村上龍の息づかいが残っている。