福生・Fの店は「お客様目線で考える」お店。お買い物や、お食事、暮らしを楽しくするハナマルブランドです。
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目指すはお客と職人、みんなのウィン・ウィン
イチネン

㈱いちねん

「正しい塗装」に、自信があります。
住所
福生市熊川1298-5
TEL
042-513-0070

どんな状況でも、80%の仕事をやり続ける

やっと出会えた、夢中になれる仕事

鉄扉の塗装作業。最後の仕上げに取り掛かる

東海林さんは10代で上京、飲食店などアルバイトを転々とする日々だった。

21歳の時に、人間的にとても魅力がある4歳年上の塗装職人と出会ったことがきっかけで、「この人と同じ仕事がしたい」とこの親方の元へ見習いで入った。やってみたら、これがはまった。

「ペンキを塗るって、誰でもできると思うでしょ? でもこれが仕事となると、難しい。もっときれいに、もっと早くと奥が深い。興味がどんどん出てきて、魅力的な仕事だなーって」

一人前の塗装職人になるのは、通常、5年はかかるという。現場では年下でかなりの腕前をもつ人もいる。早く追いつきたい、追い越したいと東海林さんは、1年目は1日も休まず、現場に出た。昼は現場でひたすら実践の励み、夜は親方の家で酒を飲みながら、建築関係の知識を学んだ。

「どこにでもいるような職人になるな。これでいいと満足すれば成長はない。向上心を持たないと終わりだぞ」

親方の言葉を胸に刻み、励んだ結果、2年後の23歳の時には責任者として現場を任されるまでとなった。現場を責任者として治めることができることこそ、一人前の塗装職人となった証だった。

 

 

 

 

 

27歳で独立、山あり谷ありの日々

東海林さんは27歳で独立、一人親方として知り合いの紹介の仕事を請け負ったり、工務店に手伝いに行くなどして事業を開始した。これを機に結婚、一家の大黒柱にもなった。当初は仕事さえあれば、なんとかなる。確かな腕があれば怖いものはないと思っていた。しかし、最初から座礁に乗り上げる。元請けの工務店が夜逃げをし、300万円の売掛金が消えた。続いて、別の工務店から170万円の未回収。

「いやー、きつかったですね。材料屋さんに頼み込んで材料代を分割にしてもらって、小さい仕事を請け負いながら何とか、家族を食べさせていました。今、思えば考え方が職人だった。経営ということがわかっていなかったんです」

どん底からの出発だったが、仕事が拡大し、従業員も雇うようになり、家族と従業員を塗装職人として支え、今年で23年。4年前には法人登記も果たした。

「今は厳しいですよ。20年前に100万だった仕事が80万。きちんと管理をして、少ない工費でも利益を出していくようにしないといけない。ビルやマンションの仕事だけでなく、もともと住宅もやっていましたから、こちらに力を入れてやっていきたいですね」

常に、100%の力を出し切った仕事ができるわけはない。大事なのは80%の仕事を、体調がどうであろうが、確実に毎日、やり続けることだという。

「今日、100%やりきって、明日は体調が悪いから6070%の仕事でもいいというのは、お客さんに失礼です。現場ではいろいろなことが起こります。いくらでも言い訳ができる。しかし、それは絶対にしない。どんな状況であろうとも、常に80%の仕事をやり続けることが大事だと考えています」


こうした妥協なき信念のもと、ゼネコンの現場で培った確かな技術を、一般住宅でも存分に発揮してくれる。外壁や屋根など家の困りごとに、頼もしい伴走者が地元にいてくれるのは何とありがたいことだろう。


塗装作業が完了した住宅。マンションやビル作業で培った技術が一般住宅で生かされる。これからは住宅もより多く手がけたいと考えている
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