福生・Fの店は「お客様目線で考える」お店。お買い物や、お食事、暮らしを楽しくするハナマルブランドです。
このHPはプロのライターが取材して各店のこだわりを紹介します。
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目にも美しい珠玉の料理で、極上のひとときを
スシ・フグ ヨシダ

寿司・ふぐ 吉田

「魚とかんぴょう」に自信があります
住所
福生市福生1179
TEL
042-551-2304

お店訪問

いい素材をとことん使う、だから安くはない

5000円コースのお造り。厚みのある赤貝の食感と磯の香りが素晴らしい。白身は関東にはなかなか出回らない「アカハタ」。むっちりねっとりの弾力は驚くばかり。もちろん、マグロも秀逸

 真っ先に目に飛び込んでくるのは、格調高い檜のカウンター。駅から多少歩くが、そこにはひっそりとした隠れ家的空間が待っていた。目の前に板前姿できりりと立つ吉田宏輔さんは、「うちはいいものを使うので、安くはないです。決まった金額はないんですよ」とさらりと言う。父•達雄さんを継いで、「つけ場」に立つ二代目だ。

 寿司屋でこう言われれば、さすがにびびる。とにかく、目安をうかがった。

「お寿司が握り7貫と巻物で2000円から、コースが5000円からですね」

 5000円なら、がんばれば何とかなる。何より、いろいろ食べてみたいので5000円のコースを注文。

 前菜は、「自家製いくらの醤油漬け」。つやつやと光るいくらをスプーンで一口、みずみずしいいくらが弾けるや、いくらとだしの旨みが渾然一体となり口中に広がる。

 揚げ物は、「えびしんじょう」。レンコンがしゃきしゃき、ぷりっとした弾力あるえびが何と甘いのだろう。さくっと香ばしく、ビールにぴったり。

 続いて、お造りの3種盛り。しっとりと脂ののったマグロに、厚みのある赤貝は磯の香りが素晴らしい。関東にはなかなか出回らないという瀬戸内のアカハタはねっとり、むちっと驚くほどの弾力だ。

 「茶碗蒸し」はホタテ、ズワイガニ、ウニの競演という、まさに最強の宝石箱。ウニの濃厚さ、ホタテとカニの旨みがだしの効いたやわらかな卵液をまとい、とろりと溶けていく。 

 焼き物は、「さわらの塩焼き」。皮目香ばしく、身はふっくらしっとり、いい塩梅の塩に、絶妙の焼き。これぞ、まさしく職人の仕事だ。

 こちらの様子を見ながら一品、一品ゆったりと供され、ビールから、やがて燗酒へ。陽気な母・洋子さんや宏輔の妻・三生さんとのおしゃべりも楽しく、女ひとりでもくつろげるカウンターで至福の時が流れていく。

自慢はかんぴょう、卵焼きも絶品

 最後はお寿司。宏輔さんが頃合いを見て、握ってくれる。シャリが小さめの小ぶりな握り。シャリに砂糖を使わないのが、こちらの特徴。達雄さんが言う。

「自分が修行した、浅草の店がそうだったの」

 シャリ担当は昔から、母の洋子さん。昆布のだしをたっぷり取っているからか、酢と塩だけなのにツンとしたカドがなく、丸みがあって自然な甘みを感じる。塩は、五島列島産のこだわりの粗塩だ。

 ネタにはどれも丁寧な仕事がなされ、それぞれの風味、甘みを十分にまとい、口に含むと、シャリがほろりとほどける。なんという、絶妙さ。宏輔さんが言う。

「魚をもっともいい状態で、いかに出せるか、どう保存するか。ここがプロの腕の見せ所ですね。熟成したほうが美味しくなるものがたくさんあります。基本、養殖の魚は使いませんし、マグロの冷凍ものは入れません」

 ショーケースに美しく並ぶ、ネタの数々。そこには細心の気配りと、プロの技がきっちりと仕込まれてある。

 常連のお客さん一押しが、卵焼き。ふんわりふわふわ、だしがしっかり効いた甘めの卵焼きは驚愕の一品、すぐにカウンターにいる全員が笑顔になった。

 巻物はかんぴょう。「うちの自慢です」と宏輔さん。肉厚のかんぴょうが絶妙の味付けで、ふっくらと柔らかく煮込まれ、どこか懐かしい気持ちを呼び起こす。派手ではないのに絶品の〆があるのも、リピーター客が多い所以ではないか。

 この充実のコース、瓶ビールと熱燗一合で本日の会計は6700円。「安くはない」と宏輔さんは最初に言ったが、バラエティ豊かな上質な料理をいただけてこの値段、決して高くない。いや満足度が非常に高く、ほろ酔いで店を出る頃にはシアワセな「お得感」に包まれていた。

 

小ぶりの握りゆえ、酒を飲みながらつまみのにちょうどいい。寿司職人の技を存分にあじわうことができる
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