福生・Fの店は「お客様目線で考える」お店。お買い物や、お食事、暮らしを楽しくするハナマルブランドです。
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悶絶必至の絶品トマトソースに、自家農園の新鮮野菜をたっぷりと
ノウカノイタリアン サンテンイチヨン

農家のイタリアン 3.14

「自家農園野菜」に、自信があります。
住所
福生市本町105
TEL
042-530-0815。食材がなくなり次第閉店となる場合もあります。平日もご予約ください。

今こそ、原点に! 福生に合った、イタリアンを

瓢箪から駒? 料理人人生の驚くべき一歩

落ち着いた雰囲気の店内。黒板には、イタリア語でメッセージが。厨房と距離が近いのもあたたかくてうれしい

その「はじまり」を、池和田さんは「相当、やんちゃだったんです」と一言。17歳で高校中退、無軌道ぶりをみかねた周囲から無理矢理連れて行かれたのが、横浜の割烹料理店。ここで1年半、住み込みで働いたことが、池和田さんの「起点」だった。

毎朝3時に起きて築地へ、店の掃除をした後の仕込みはひたすら「貝」の掃除。部屋に戻るのは深夜という日々。ただ義務的に仕事をこなしていたのが、熱を出して倒れた時、おかみさんがおかゆとみそ汁を持ってきてくれたことが転機となった。

「こんな自分に、ここまでしてくれる。お店の力になんなきゃ」

兄弟子の仕事をカウンターの端で見ながら、「早く、あれを作りたい」と初めて、楽しいと思ったという。

親元へ戻り、国立のフランス卓袱(しっぽく)料理店でイタリアン、フレンチに関わるようになり、ある店を手伝っていた時にイタリア全土を回っていた人と出会い、毎日のようにイタリアの話を聞かされた。その思いに突き動かされるように、イタリアへ飛んだ。

シチリア島の市場で、電流が走った。おじいさんとおばあさんが営むひっそりとした路地の店で、茹でたタコをビネガー、オイル、塩、胡椒だけで食べた瞬間、「これだ!」と確信した。イタリアンで行こう――池和田さんのイタリアンはここに生まれた。

常に現場にいたい、畑は癒しの場所

最初に構えたのは、銀座通りにある15坪の小さな店。テーブルが3つとカウンター、20人で一杯になるような、「お客の顔が見える」店だった。

「店を出して10年間は、親や友人は出入り禁止としました。身内だけの店にしたくなかった。お客さまとの関係を長く作って行かないと思ったからです」

ほどなく、なかなか客が定着しないのは、「ガチガチのイタリアンを出していたから」と気づく。銀座通りのイタリアンを目指そうと決めた時、3年間、一度も休まずやり続けることにした。

「イタリアンに特化しなくてもいいんだと思った時、最初に修行した和食が生きたんです。昆布やカツオのダシを入れたり、バジルの代わりに大葉を多めに使ったり……。年配の方が来られたら、その人が頷くか首を傾げるか、そっと見てました」

お客の顔を見て、「次は、こうしよう」と一人一人に味を変えて行き、池和田さんが目指す「銀座通りのイタリアン」に到達。地元住民に受け入れられ、今や子どもからお年寄りまで集う繁盛店だ。

毎朝、トマトソースとピザソースの仕込みから仕事は始まる。

「同じメーカーのホールトマト缶でも、毎回、味が違うんです。トマトの味が濃かったり酸味が強かったり。なので、常に均一になるように調整をかけるんです。匂いでわかりますよ、いいのができたって」

朝とランチの後、池和田さんは必ず、畑に行く。畑仕事は面白い。

「蒔いた種から芽が出てくれば、それだけで単純にうれしい。まるで、子どものようですね。悩んだときは、畑に行くんです。癒しの場所ですね」

夢は、畑の中で料理をしたい。畑で採ったものをその場で料理して、癒しの場である畑で食べてもらう。作物が育つ空気や匂い、風を感じてもらいながら。それは、どんなにステキなことだろうと思う。

誰もが認める実力から、支店を出さないかと声もかかる。でも、池和田さんはサラリと笑う。

「僕は絶対に、現場にいなきゃいけない。そうじゃないと、いつもの味が出せない。僕は現場が好きなんです。それに3つも4つもお店を持ったら、畑ができないじゃないですか」

愚直なまでに誠実な職人が日々、心を込めて提供してくれるイタリアンを私たちは食せるのだ。それは、どれほど幸せなことかと思う。

これが池和田さん自慢の、畑の野菜たち。すべて無農薬、夏場の草取りが大変だという。池和田さんは10人のスタッフと一緒に毎日、畑に立つ
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